C−3)輸送について
生体のストレスには様々な要因があります。輸送もそのうちの一つです。輸送は生体に多大なストレスを与えます。しかし魚を水槽から出すだけで影響を与えてしまうので、防ぎようがありません。ですが、極力ストレスの少ない輸送方法をとり、生体の健康を害さない方法をとるかが、導入後の生体の健康を維持する鍵になってきます。これには「毛布でくるむ」と言う方法が一番です。揺れ、振動、防音、暗所、どれをとっても有効な手段だと思います。こちらでは、安全、かつストレスの少ない輸送方法について、わが家までの安全な輸送方法、注意点などを紹介していきたいと思います。
■輸送時のストレス緩和
イラスト:輸送時の衝撃(こうなるのは最悪ですね汗)
以下に輸送時の注意点をいくつか挙げてみたいと思います。
@揺れ、振動
言うまでもないと思いますが、車や電車、バスなどの移動手段を使う場合、生体に振動や衝撃、音などによるストレスがかかります。衝撃を与えまいと、ずっと手でぶら下げておくわけには行きません。しかし直接床や座席に置くと、発進、停止、右左折、地面からの衝撃をまともに与えてしまいます。この衝撃緩和にも、「毛布でくるむ」が役に立ちます。
写真:毛布にくるむ
生体が入っている袋ごとくるんでしまい、大きめのリュックやボストンバッグなどに入れてしまえば万事解決ですね。こうすると衝撃を毛布がある程度吸収してくれますので、生体が入っている袋には揺れや振動が伝わりにくくなります。また、袋の中の海水を保温すると言う意味でも役に立ちます。これなら大概の移動手段に持ち込めると思います。
A音
写真:カーステはNG
空気中の音は水中にも伝わります。執拗に大きな音を聞かせてしまうと、魚もびっくりして袋の中で暴れ、体をぶつけたり必要以上に体力も消耗してしまいます。車で輸送する場合は静かに運転し、カーステレオなどの余計な音を出してしまう機器は全て止めましょう。ドアを閉める時も静かに閉めましょう。バスや電車などどうしても静粛を保てない移動手段の場合も、毛布にくるみ厚手の袋に入れる等して、防音対策をしましょう。
B温度変化
写真:毛布とバッグ
海水生体は温度変化などに対して非常に弱いです。温度変化を避けるにも、毛布にくるむのが一番です。発泡スチロールの箱やクーラーボックスに入れるのも良い方法ですが、衝撃の緩和にはあまり役立ちません。毛布にくるみ、大きめのリュックやボストンバッグなどに入れていけば、自家用車でも電車でもバスでも都合が良いと思います。その他にも、ショップで包装してもらう際、海水を多めに入れてもらいましょう。少ない海水よりも、多目の海水を入れてもらう方が温度変化も少なくて済みます。数時間程度の輸送であれば、酸素の量はごく僅かでも十分です。酸素の量よりも海水の量の方が重要です。また、車内などに長時間放置する事は避けましょう。特に真夏と真冬の車内は、あっという間に水温が変化してしまいます。
C長時間の輸送は避ける
写真:保温対策のされたお魚輸送ケースと採取魚

袋に入ったお魚は、刻々と体力が消耗していきます。輸送時間は包装の状態にもよりますが、長くても1、2時間以内にしましょう。遠方からの輸送など、どうしても長期の輸送になってしまう場合は、温度変化の対策や衝撃に耐えうる処置を施して下さい。私は遠方まで海水魚の採取にも行くのですが、長期輸送になりそうな時は、釣具屋さんなどで売っている「保温対策を施された生魚輸送用のケース」を持って行きます。上の写真がそのタンクなのですが、約15リットルほどの容量があります。移動時には新鮮な海水を入れ、電池で動くエアレーションを稼働させ、蓋を閉めて輸送します。写真の輸送タンクは比較的小さめのものですが、容量の大きいものも売られています。揺れなどで水が漏ることもあまりないので重宝します。ケースは毛布でくるみ、衝撃や揺れの対策をします。
D寄り道をせずに真っ直ぐお家に帰る!
これも当たり前ですよね。まぁ生体を購入すると楽しくて仕方がないと思いますので、問題ないですね(笑)ですが急ぎすぎて交通事故に遭わないよう、十分注意をして下さいね!
この様に生体を輸送する時は、大事に大事に、箱入り娘の様に輸送してくださいね(笑)
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作者は国語赤点野郎です。文章に不備が合った場合や、分かりにくい事、質問などが御座いましたらどしどしメールをして下さい。ホームページにも反映させていきたいと思っています。 |